おもしろ話し

2008年2月 9日 (土)

たのしいホテル

たのしいホテル

いやいや、いろいろ出張に行っていますと
いろんなホテルに泊まることができます

ビジネスホテルやシティホテル
ペンションや保養施設などなど

それにいろいろな
部屋もね・・・・

北海道への出張時、札幌市内でホテルを予約した時
あいにくどこも満室ばかり

ようやく
部屋あり!というところをみつけたんですが

「窓のない部屋ですがよろしいでしょうか・・・」

とのことでした

しかたなく、その部屋泊まったのですが

寝てる時はいいです、問題は
ですな

あたりまえですが
日射しがはいらない

どんなに隣のビルと隣接したホテルでも、窓があればかろうじて
がはいります
少しは明るくなります

やっぱ窓って大事だね

あらためてそう思いました

シングルの部屋で朝起きた時、つくづく実感しました

目覚ましがなっても真っ暗!

まぁ、1泊だけだったのでよかったのですが
連泊だとかなり気がめいっているとおもいます

それを防ぐためなのか、窓のない部屋にも


カーテンがかかっていたのがすごく印象的でした

カーテンをめくると、もちろん




です



で、また最近なかなか笑えるホテルに泊まることができました
ホテルにとってこれは名誉なことかどうかはわかりませんが

とりあえずホテル名は伏せておきます

まぁ、国分寺ということだけ言っておきましょう


当初、立川に宿泊していたのですが
仕事の都合上1泊余分に宿泊しないといけない状況に


立川の宿で1日伸ばすことができればよかったのだが
あいにく予約で埋まっており無理とのこと

しかたなく1日だけ他のホテルを探すはめになってしまったのだ




そこでたどりついたのが国分寺のとあるホテル



出張者全員をシングルルームに宿泊させるのは無理と言われましたが

ツインの部屋をシングルユースすればなんとか・・・
あーだこーだ交渉し


あと2部屋なんとかならんか!というとこまできました


ここから、このホテルにとって
禁断の部屋が登場するわけです


「あと二人!なんとかなりませんか!!」

ホテル:「えー、そうですね・・・・・」

ホテル:
「L字の部屋ならあるんですが・・・」


「L?」


「える?ですか?」


ホテル:「はい、エル字の部屋なら2名御用意できます」


「それって、普通に泊れるんですか?寝れるんですか?」


ホテル:「はい、普通に御利用できます」

「じゃぁ!それでお願いします!」


よかった、これで全員無事に宿泊できる、と電話を切ったのだが



ふとギモンがわく


エルってなんだ?


まぁエルなんだからL字になってるんだろうけど・・・


そんなさしせまった状態でないと提供できない部屋なんだろうか
別にエルだって、問題なければ普通に提供するだろうなぁ


L字の部屋っていったい・・・


そんな不安を抱きつつ、チェックイン

がちゃ、ドアをあけると

こんな感じだ
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ベッドもあってテレビもある

ちょっとベッドに寝ながらテレビを見るのは辛い角度だけど、まぁ普通かな

とりあえず奥に入ってみよっと
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ここのドアがユニットバスで・・・

あ、ポットがある、コーヒー作れるなぁ

ここで曲ってるからLなんだな



ん!?
なんか、まだ奥に続いていそう

何があるんだろう・・・

どきどき


驚愕!!
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なんだこの机は!

すごい!壁と柱の間に

ジャストフィット!

特注かな?と疑うほどだ

まぁ、椅子やパソコン(iBook12インチ)ポットの大きさからみて
いかに幅が狭いか、というのがおわかりいただけるだろう


L!エルとはこういうことだったのか!

ん!?待てよ

ここの机に来るのにたしか・・・


左折は2回したぞ!

ということはL字じゃないじゃん!



写真だけじゃいまいちわからない!という方のために図に書いて説明しよう

もともとホテルの建物の形が
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こんな形をしているんですわ

赤い部分がオイラの泊まった部屋の位置になります

この時点でいびつですよね

これが部屋の間取りです
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これって、はっきり言いますが

Lじゃない!!



カタカナのコ!


コだよ!コ!!

もう、この部屋に入って、笑いが止まりませんでした


やられた!って感じ

つかみはオッケー!って感じだね

ちなみに気になるお値段ですが



1泊7000円です

高いと感じるか、安いと感じるかは


あなた次第・・・


でも、一度は泊まってみる価値あるかもね!

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2008年1月27日 (日)

スキー場で遭難しかけた話し

スキー場なのにあやうく遭難
滑走可能なゲレンデなのにあやうく遭難
今までで一番恐い経験だった、マジでその時は



覚悟したほどです
あれは・・・忘れもしない2001年冬
今となっては毎年恒例となりつつある、車山高原スキーお泊まりツアー
昼間はスキーを純粋に楽しみ、夜には酒を飲みながら
たわいもない話で盛り上がる
そんな気のしれた専門学校の同級生らと行く冬の一大イベントだ
それは記念すべき第1回目の車山高原スキーツアーでの出来事だった
1泊2日の初日
車山高原のすべてのゲレンデをまわった
特にはまったのは上級者コースとなるスポーツマンコースだ
最大斜度38度、スタート位置に立つと下はみえず、まさにスポーツマン
「じゃ!先にいくぜ」
サトピ君が一番にスタート
1つ2つと綺麗にターンを決める
しかし3ターン目
コースの1/5ほどで

転倒

滑落

その滑落ぶりといったら見事としか言い様がない
コースの残り4/5は板でなく
身体でおちていった
それも止まる気配がないほどに・・・
それを上でながめてた私とタネスケ君は
地面をたたいて笑った・・・。
腹が筋肉痛になるほど笑った
その時は楽しかった
すごく楽しかった
ほんとに楽しかった
この時、翌日にあんな恐ろしい目にあうとは誰が予想しただろうか


2日目最終日
15時頃だったか
もうそろそろ帰る時間だ
「のこり1本を滑って終わりにしよう」
そういってリフト乗り場に向かうサトピさんとタネスケさん
向かうはもちろん上級者コース
スポーツマンコースだ
僕は正直迷っていた
さんざん滑って膝も痛いし、そろそろ限界かな
でもちょっとモノ足りない
ザッシュ、ザッシュとリフト乗り場に向かう二人を眺め
決心した

やっぱり滑っておこう!
今度いつ来れるかわからんし
ひょっとしたら今年最後のスキーになるかもしれん
後悔するのはいやだからね
そう思い、先に車へ戻ることをきめたセブ太さんに
「やっぱり行くよ、下で俺達の滑りをみててくれ」
と言い残し、二人の後を追った
今となっては、この判断は間違っていた
つくづくそう思う

出遅れたため二人の後のリフトに一人でのった私
フード付きのリフトで風や雪から守られるため
上半身はすごく快適だ
しかし、頂上が近くになるにつれ
山の天候は一変していく
板を履いてる足が、風で横にふられる
「ちょっと強い風だな」
日も陰ってきてるからガリってるかも・・・。
風にゆられながら頂上をめざすリフト
降り口が近付き、フードが開いた瞬間
とてつもない突風が吹き荒れていた

びゅおおおおおおおおおおおおおおおお!

雪も縦ではなく真横にふいている

視角的にどんな感じかといえば、南極のドキュメンタリー番組で
ブリザードから必死に耐えるコウテイペンギン
さすがのペンギンも命を落としてしまう恐ろしいブリザード
そんな映像を見たことあるかな、あればわかっていただけるだろう

「うお!風つぇー!」
「吹雪きだなこりゃ」
「どうする?ちょっと待つか?」
「でも、まぁ滑るとこまで行ってみるか」
車山に行ったことのある人ならわかるだろうが
車山高原スキー場は、頂上のリフトを降りると、コースまで
尾根ぞいに100メートル、いやもっとかな?
だらだらと滑っていかなくてはならない
「行けるとこまでいってみよう!」

コースまでだらだらと滑っていく3人
そしてますます強くなっていく風、雪は容赦なく3人の顔面を襲う

「顔がいてーっ!」

先頭を滑る私はゲレンデ方面から吹き付ける強風で
ゲンレンデとは反対方向の斜面に導かれていった
あぶねーこっちは斜面だ!コースじゃない!
必死に転んで耐えるも、アイスバーンと化した雪面の影響で
ずるずると私の身体は風に押され滑って行く・・・。
「やばい、ほんとにやばい・・・」
しかもこれから降りようといてるコースは普通のコースじゃない
昨日、サトピさんが大滑落をみせたスポーツマンコースだ
なめてはいかん
とても滑っていられる、まして、立っていられる状況でもなかった
風上を背に、座って丸くなっているのがやっとだった

しかも、俺達以外
人がいない

最後にみたのはリフト小屋の人だ
そういえば・・・
リフトを降りる直前、リフトにのって下っていく人を見た
「ふ、あまりの斜面に恐くなって降りるのか?」
と思っていたが、ひょっとしてあの人たちは
この悪天候でしかたなく引き返したのではなかろうか?
今になってそう思えてきた
でも、もう遅いどうすることもできん

すると、下のほうから強風のぼぼぼぼっ!という
音とともにかすかな声が聞こえてきた
「やった、俺達みたいにもの好きがいるんだ」
しかし状況は違っていた
どうやら、男と女、カップルのようだ
雰囲気はすぐにわかった
強風で倒れ込む彼女らしき人が

「だから私は行きたくないって言ったのにぃい!」

「いやだって言ったのにぃ!」

と大声で叫んでいた
たぶん、男に
「大丈夫だって!滑れるよ、上に行こ!」
女:「えー恐くなぁい?」
男:「大丈夫だよ」
なんて会話の後、二人で頂上まできたんだろうな
そして、この半端でない、死を覚悟するようなブリザード
彼女も泣くわそりゃ、可哀想に
そう思っていた時
私の袖をガシっと掴む人がいた
タネスケ君だった

「いっ息が、でっできない!・・・・・・・・」

その形相は今でも忘れない
あの、いつも笑顔のタネスケさんがすごい顔で苦しんでいる!
これはまずい!まじでやばい!
「ひきかえそう、これが最善の策だ」
ますます強くなる風、雪
スキーウエアーの襟にたたまれているフードを出そうと
グローブをはずすと、あっという間に寒さで手に激痛がはしる
視界もどんどん悪くなり1メートルちょっと先が見えるのがやっと

ホワイトアウトだった

今さっき滑ってきたとこすら見えない
だいたい、どこを通ったのかもわからない
道が上っているのでたぶんこれがリフト小屋への道だ
そう思いながら、スキーの板をはずし、かついで
歩きにくいスキーブーツで3人はリフト小屋へ必死に歩いた
まさに映画八甲田山の雪中行軍だ
スキーをはずしたのにもかかわらず、強風であおられる
時々ふり返っては二人がいることを確認
しばらく歩くと、コースを示すポールが見えてきた
やった、これは目印になる!
ポールは等間隔にたてられているため、ポールにきたら次のポールがかろうじてみえる
これを繰り返せばリフト小屋だ!

でも、ポールってコースの脇にたってるんだよね
コース脇は新雪で圧雪されておらず、スキーブーツは容赦なく埋まっていく
我々の体力は寒さもあってみるみる消耗していった
こんなことならやめればよかった
タバコも吸ってなければ
もし遭難したら・・・・
明日の新聞に載るかな
「スキーで遭難」
「なぜ?スキー場で」
「過信か?3人の若者の無謀な行為」
「遭難の理由を徹底検証」
さまざまな見出しが頭をよぎった・・・
しかし、我々はあきらめなかった・・・

生きて帰る!

強い信念をもち我々は必死に歩いた!

そしてついに!

「見える!屋根だ!」
それはもう、チョモランマを登頂し、頂上を目前に控えた
アルピニスト野口健の気分だ

「もうすぐだぞ!がんばれ!まけるな!」
ここまでくれば、リフト小屋はすぐだ、中に入れば風はしのげる!
最後の力をふりしぼり、3人は無事、リフト小屋にたどりついた

そこはまさに
パラダイス

中学校の1500メートル走、つらくなって、諦める
もうすぐ期末試験だなぁ、と思っても
「まぁなんとかなるか」
なんでわざわざしんどいことせなあかんの?
そんな諦めだらけ、妥協だらけの人生でこんなに頑張ったのは
はじめてではなかろうか
何かを達成した時の気分ってこんなにすばらしいことなんだ

しかも
「生きて帰る」というこれ以上ない目標だ

我々の胸には何か熱いものがビシッと刻みこまれた
そんな気分だった
下山はリフトを利用することを決定
リフト小屋には上ってきたものの、悪天候で断念したのか
乗って降りようとしている人が数人並んでいた

笑った

なぜか
笑った
帰りのリフトの中では3人
大声で笑った
死を覚悟した恐怖から逃れたたためか
なぜか笑えるのだ
「もしリフト小屋にコーヒー売ってたら買う?」
「買うて!絶対!」
「アイスしかなったら自販機蹴っ倒すな!」
「うん、ぶっ壊す」
「でも、スキー場のジュース高いよね」
「1000円でも買う?」
「もちろん買うて!」
当時ネスカフェのCMで野口健がでてたので
「野口健がコーヒーいれてたら?」
「殴ってうばう!」
「はははははははははは!」
「あのカップルはどうなったかな?」
「たぶん別れるな」
「ははははははははははははははははははは」
そんな馬鹿な話をしつつリフトは無事到着した
到着後、リフトは強風のため閉鎖となった
遅い!遅いぞ!


下で俺達の滑りを見ようと待っていたセブ太さんは
もちろんいなかった・・・
そりゃ、そうだ、リフトにのって30分以上たっているのに
一向におりてくる気配がないんだもん
聞くとこによると
みるみる真っ黒な雲に覆われ
山の上がまったく見えなくなったらしい
その中で俺達は生死の狭間で戦っていたのだ


今となっては笑い話しになっているホワイトアウト体験
しかし、これを教訓に
どんな晴れであろうと
どんなスキー場であろうと
われわれのポッケには
いつもチョコバーが入っている
それは
遭難するかもしれない
山をなめてはいけない
という合い言葉とともに

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